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硬脆材料の延性モード切削に関する研究

 本研究は代表的な硬脆材料であるガラスを被削材とし、当研究所で開発した超精密旋盤を使用して実験を中心とした延性モード切削に関する研究を行っております。

  • 旋削(正面切削)によるガラス切削 光学ガラスを被削材とした旋削では、表面粗さが1.9nmRa程度のクラック等の無い延性モードによる加工面を得ております。旋削では切込み量が1μm以下のため加工能率が低く、現実的な加工方法ではありません。
  • フライカットによるガラス切削 回転工具を用いたフライカットは、切り取り厚さと工具切込み量が大きく異なるため、効率的なガラス切削が期待できる加工方法です(下図参照)。超硬合金工具を使用したソーダ石灰ガラスへの溝加工では、旋削加工の百倍以上の切り込み量(約15μm)で延性モード切削を実現いたしました。

 今後の展開として3次元形状の加工、加工面品質の向上に向けた研究を行い、ガラス製光学機器等の延性モード切削による加工の実用化を目指します。

図 旋削とフライカットの比較
詳細説明(456KB)
(関連項目)
ガラス加工用バインダレスcBN工具の成形に関する研究(平成22年度研究概要)
ガラス加工用バインダレスcBN工具の成形に関する研究(平成21年度研究概要)
硬脆材料の超精密加工技術の開発(平成20年度研究概要)
硬脆材料の超精密加工に関する研究(平成19年度研究概要)
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基盤的生産技術研究会−加工と計測に関する小研究会
お問い合わせ先
担当部署生産技術部 加工技術課
担当者飯塚 保
TEL042-475-1188
FAX042-475-0947
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