ホーム>研究概要>動力を必要としない熱制御素子
概要 研究業務 受託業務 技術情報 会員制度 最新情報 お問合せ
動力を必要としない熱制御素子

 機械加工時の温度制御においては、切削油を使用する形態からコスト、さらに環境に配慮した制御方式の開発が必要となっています。さらに、民生電子機器、サーバー、及び通信設備の小型化により、「機器駆動のための電力」と「排熱を処理するための電力」が、飛躍的に増加しています。特に排熱は「IT産廃」と言われるようになり、機器駆動及び排熱機器の省電力化が急務となっています。

 この問題を解決するため、ヒートパイプの技術を応用した無動力の熱制御素子(ループヒートパイプ、LHP:Loop Heat Pipe)が最適と考え、その研究を行っています。図1にLHPの概念を示します。蒸発器に加えられた熱は、蒸発器内の液体を気化させ蒸気として、蒸気管を流れ凝縮器内で凝縮します。このとき蒸気が液化する熱を外部に放出することで熱を輸送する仕組みです。凝縮した液体は、液管を流れ蒸発器内の毛細管力によりに蒸発器に戻ります。本方式は、従来の空冷、水冷の熱制御に必要なファン、ポンプの駆動用電力を必要としないため、省エネルギー・環境配慮の点で優れています。

図1 LHPの概念
詳細説明(339KB)
(関連項目)
次世代冷却システムに関する研究(平成22年度研究概要)
温度制御による加工技術信頼性向上に関する研究(平成21年度研究概要)
温度制御による加工技術信頼性向上に関する研究(平成20年度研究概要)
温度制御による加工技術信頼性向上に関する研究(平成19年度研究概要)
基盤的生産技術研究会−温度制御に関する小研究会
お問い合わせ先
担当部署技術協力センター
担当者田中 清志
TEL042-475-1177
FAX042-472-9643
e-mail
この事業は競輪の補助金を受けて実施するものです。