欧米で発生した金融危機により大きく後退した景気も、世界的には底を打ったといわれるものの、欧州経済の不透明感は拭い切れず、肝心の日本経済は大きく出遅れた感があります。平成15年に発足し、ご好評を頂いている基盤的生産技術研究会も9年目を迎えることとなり、更なるご期待に応えていきたいと思います。
本研究会は技術研究所が培った知識、ノウハウを産業界の皆様に広くご利用いただくため、その情報発信源の一つとして設けたもので御座います。おかげさまで現在までに延べ206回、1,444社、1,868人の方々にご参加頂いております。今年度からも今までに引き続き生産技術分野、材料解析分野、精密計測分野、機械安全分野などに関する研究会を持続いたしますが、特に実習などの研修会にも力を注ぐ所存でございます。
本研究会は名前が示しますように先進的な技術のみならず、機械技術に共通かつ基本的な技術の維持、拡充をその主題と考えております。従来技術の再認識と、その最大限の活用こそが現在の産業界で要求されている課題のひとつと理解しております。また我々からの一方的な情報の発信のみならず、皆様方の課題解決の場としても益々ご利用いただきたいと存じます。
皆様方の積極的なご参加をお待ち申しております。